左:ジャガイモのグラタンは、スウェーデンの郷土料理のひとつ。
中:魚屋では、魚の加工品を一緒に取り扱っているところが多く、魚や魚の卵の薫製やマリネが売られています。
右:アラブのお菓子、バクラワ。薄いパートフィロにナッツを挟んで何層にも重ね、シロップをかけた焼き菓子。ワタシの大好物!フィラデルフィアで暮らしていたころは、いつもギリシャ人街で買っていたのでギリシャのものかと思っていたけれど、これらは大都市ならたいてい見つける事が出来ます。ロンドンのハロッズにもいろいろな形のいろいろなナッツを使ったバカラワが売られています。
ストックホルムにも沢山の移民が暮らしているようです。その多くはとなりのフィンランドやシリアからの戦争難民、チリなどのラテン系政治難民等々。郊外に行けば、インド人街、アラブ人街があり、モスクも…。ドイツ系移民も多いようで、ガムラ・スタン(旧市街)にはドイツ人学校もあります。
そして、そんな社会を裏付けするように、市場をのぞけば、そうした移民達の食文化に溢れているのでありました。
旅する度に思う。おいしいものに垣根なし。 |